スキヤキ(06)/あいせきやん(@@)

記・2009.11/16(月)

「とりあえず・・・・なにに乾杯しよ?」と、声を出してしまったわたし。
誰も反応がない・・・ただ、グラスを持ち上げたままだ。

たしかに、ウーロン茶4つとノンアルコールビール1つ・・・・
「早く」「早く」「早く乾杯して、飲みたい」と、思わない・・・
高校の文化祭の打ち上げより、見た目がしょぼい乾杯だ。

「ほな、みんなの健康に\( ^_^)/」言うた、わたしが、一番恥ずかしかったわ。

「みんなの健康に・・・・」やで・・・・(@@)

しかし、だれも「なにに」乾杯なのか、いまいち、思いがうかばなかったのか・・・
「健康に!」「かんぱ〜い!」・・・・・は・は・恥ずかしい。
近くに、よその席がなくてよかったわ。

うーろん茶は、わたしののどを流れた。

のどが、からからだったので、それなりに美味しかった。

と、みな、一口ずつ飲み、各自グラスをテーブルに置いた。

ところで・・・「し〜ん」。

・・・・・・

・・・・・

・・・・

「だ、だ、だれもしゃべんのか」きっと、みんなの心の中の声が、そう叫んでいたのだと思う。

「ほぉ、ここはしゃぶしゃぶ屋なんやなっ」いきなりじじのでかい声。

左横を見ると、でかいメニューを広げて、あちこちのページをたのしげに見ているじじの姿。

はぁ〜この人だけは、この空気を無視して、いつもの自分のペースなんだと思った。
っていうか・・・・もう、「すきやきのコース」で予約時に頼んであるんやし、メニュー見んでもええやんと、むかついたわ。

なぁ、じじよ。じじが、なにかしゃべり出しても決して間違いではない、位置づけにあなたはおるんとちゃうのかぁ( ̄□ ̄;)!!とも、思ったわ。

しかしじじの「ここはしゃぶしゃぶ屋なんやなぁっ」の、一声に対しても、誰も無反応だった。

ひろいひろい校庭に、投げられたじじのボールは・・・ちからなくバウンドし・・・最後は、ころころところがり・・・止まった。

なにか、しゃべらな。かならず、盛り上がる・・・だれもいない校庭に投げるボールではなく、
テニスコートでかならず、相手が打ち返せる・・・そんな、玉を、ださねば・・・
しかし、なにも考えつかない。

いきなり言ってみようか「キャンプとか、しはります?」って・・・どうしよう。

「お食事をおもちさせていただいてよろしいですか?」
えりあしぼーぼーだ。

いきなり観客席から、スマッシュをされたようだったが・・・助かった。
「はい、お願いします」と、わたし。

「お願いします」と、答えながらも「えええっっっっ、いまからかよっ!とっとと、持ってこいよっ。いちいち聞かんでも、てめぇ〜ウーロン茶で、どないして、もりあがんねんっ(`ヘ´) 」と、
えりあしぼーぼーをにらみ返した。

「すきやきコース」を今回は、予約していた。

ちょっとした簡単サラダが出て、おつくりが出て、煮物が出て・・・話す事がないので、皆、食べるのが、早い・早い・・・。繁盛店のラーメン屋で、あい席になった、見知らぬ5人だ。早い・・・早い・・・。競争のようだ。自分の前の器しか見てない。

その上、好き嫌いのはげしい息子は和風サラダはだめ、つくりはだめ、煮物も、ふたをあけてみるなり、閉めていた・・・。前にすわっているじじにどんどんと、そのままわたす始末だ(`ヘ´)

まぁ、こんな好き嫌いのはげしい息子にしたのはわたしなんだろうなぁ・・・

●●恵ちゃん・・・知ってはいるだろうが、あきれているやろなぁ〜と、ちらりと彼女を見るわたし。

少し困った顔の●●恵ちゃん・・・・わたしは彼女に語りかけた
出会って、はじめて、語りかけたかもしれない・・・深呼吸をして、こんなやさいしい声はいつぶりだろう・・・と、いうくらいやさしいトーンで、しゃべりかけた。

「好き嫌いの多い子やろぉ〜」と・・・

すると●●恵ちゃんは、にっこりとして「ぜんぜんたべたはらへん」と、小さい声で、しゃべった。
「ぜんぜん、たべはらへんのです」でもなく「本当ですね」でもなく・・・
無難な答えだ「ぜんぜんたべたはらへん」
ため口でもなく、敬語でもなく、それなりの言い回し方だ・・・・。

じっと、見ているだけだが、かしこそうな感じはする。

服装も、本当に、「お年上の方に好まれるコーディネート」という雑誌から飛び出したような服装だ。
いや、きっちりしすぎていると言えば・・・きっちりすぎるかもしれない。
黒のはちぶ袖のワンピース、白い細い腕が、なんとも、おんなの子だ、本当に、いろの白い、きれいな肌をしている子だ。とにかくちいさい、すべてがちいさい・・・背も155〜158くらいだろう・・・指も折れそうだ。白のボレロのようなジャケット、真珠のネックレスに、黒のタイツ、黒のリボンのついたローヒールに、バッグはCOACH・・・・それはまるで、友達の結婚式の2次会にそのままでかけられるような、本当に、「品」のある・・・・と、いうか、思いっきり、今日のために〜〜っというコーディネイトでした。けれど、純粋に、「いいお嬢さん」と、いう、レッテルが、見えましたわ。

わたしも本当になにを着ていこうか悩んだあげく、すきやき02に記載したとおり・・・・

「わたしは、エディ・バウアーのグリーンのチェックのシャツに、
ビースリーの濃いカーキーのパンツに、
メレルジャングルモック・ハーフウール
(先日お安くぽちりとしたばかりのやつで、おニュー。早めの季節どりに、
本日から、と思い、「リキ」を入れて、はいていくことにした)

見た目は、シンプルに・・・。派手な色を避けた。
それでも、初めて会う、彼女はどこを見るかもしれないと思い・・・
時計・ピアス・ネック・バッグ・・・には、ブルガリ・PRADA・ティファニーなど、
持っているものをつけた(笑)。」(すきやき02より抜粋)

決して派手でなく、それなりにどこかを切り取られて見られても、恥ずかしくないコーディネイトをした。

なのに・・・なのに・・・・

じじと言ったら、普通のポロシャツに、ジーパンに、サンダルやん。
息子と言ったら、よれよれのヨットパーカーに、バックスバニーのテーシャツに、ぼろぼろのジーパンやん。
ちょっと心斎橋行こか・・・って言うときでも、もうちょっと、ちゃんとしてくるでしようがぁ(`ヘ´)
きみら、
日曜日の朝に、近所のパン屋に、ぶどうぱんを買いに行くかっこうやで・・・・

クロワッサンや、ポンデケージョは、買えない・・・ぶどうパンが「ぎり」の格好だ。

そして、大御所のばば・・・は・・・・駐車場であったときに、
「車のトランクに押し込んで、なかった事にしたろかしら」と、思ったくらいに・・・・

だれが見ても「どんびきファッション」だ。

ラメラメラメラメで、あちこちが、ぎらぎら光っている。
ラメ入りのブラウスに、ロングカーディガン(これもラメがついてる)に、
大きなひかる石がごろごろついた、ロングネックレス・・・

「あっとおどろくためごろぉぉおおおお〜」やん。

デカイ石の指輪(細木和子かぁ〜)に
刺繍のはいった黒のパンツ・・・・

金のくさりの、だれからもらったん、そのポシェット( ̄□ ̄;)!!

ま、普段でも、近しい格好のばばだ。
自宅クローゼットには、「豹」や「虎」がたくさんいらっしゃるし・・・・
ババは、カラオケ教室へ通っているし・・・・

あ、歌はさすがに上手い。

その昔、南港から日帰りで、船に乗り、1日遊んで帰ってくるというツアーに家族で参加した時、
船内カラオケ大会があった、

わたしと、ババは、参加した

売れてない歌手の方や、船長さんが審査員で・・・・
・・・・20人くらいの参加者だった・・・・

ババ、1位。わたし2位。「米」や「肉」の目録をいただき、自宅に送ってきた。

最後に、売れていない歌手の方が自分の曲をうたったが・・・・ババのほうが、はるかにうまかった。
いまでも、カラオケ教室の発表会が、市民会館などであり、花束をもらったりのステージに立つ。
そのときように衣装を作ったりするが・・・・

本日の服装は・・・・まさに、ま・さ・に・・・・その舞台から降りてきたん?的な
衣装だ。マイクをにぎっていないだけ・・・「よし」としよう。

●●恵ちゃんが「無口」な理由が・・・・なんだか、理解できたような気もするが。

アンバランスな5人の食事は「繁盛店のラーメン屋の合い席」を脱出できるのか・・・・

つづく



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