2001.8/24(金)・晴
近所の夏祭りがあった。町内200軒ほどの夏祭り。と、いっても・・・全戸参加するわけがない。毎年、公園に、いつ誰が下敷きになってもしゃーないで、うらみっこなしな!って感じのやぐらが組まれて・・・色あせた、ちょうちんがならび・・・町内の役員さんが・・・焼き鳥・トウモロコシなどを手際悪く焼く・・・という、もりあがりのない・・ちょっと、かわいそーでもある・・・夏祭りなのだが・・・今年は、なんだか、違った・・・。上記のような夏祭りなので、ここ数年・・・本当に歩いて3分の所にある公園にもかかわらず、参加していなかったのだが・・・ことしは・・・なんと、お祭り3日前にポストに封筒が・・・。「ユニバーサルジャパン招待券があたる・お楽しみ抽選会」だとか・・・「おりたたみ自転車ほか、豪華景品がわんさか!ビンゴゲーム大会」などと、かかれた告知広告とともに、抽選券が入っていた。おお・・これは、なかなかやるな・・・毎年のあの、ぱらぱらとしか人が来ない夏祭り・・・商品は、あたつたも同然やん。と、ちょっとうかれて、公園へ・・・「ビンゴカードは、一人1枚ずつでおねがいしまーす!」の声。ありゃりゃ・・・さすがにすごい人やん。なーるほど・・・・みな、考えは同じか・・・。「180枚のビンゴカードはすべてなくなりましたぁ〜。」とさけんでいる・・・そして、「商品は、おりたたみ自転車をはじめ60個ほどありまぁ〜す。」とも、連呼している。3人に一人の確率だ・・・パパとわたしは、それぞれ、1枚のビンゴカードを手にして・・・。おりたたみ自転車が、桃次君(うちのキャンカー)につまれている図を想像して、にっこり・・・とへんな、笑みをうかべていた。どう見ても、180人のカードを持った人は、おじいさん・おばあさん(うちは、田舎なもので)・・・そして、わけのわからない子供達が多い、ちゃんと、説明してあげないと、ひょっとしてビンゴすら、しらないじゃないのかな?そのとき、司会(と、いっても町内のおじさん・・・)の人が「ビンゴゲームを始めます」「知らない方いらっしゃいますか?」と質問・・・わたしとパパのまわりにいたおばちゃん(平均年齢65ぐらいかな)達は、いっせいに・・・「はーい」と元気よく答えた・・・と、いうより、会場のあちこちで「はーい」の声があがっていたのである。が、しかし・・・司会者は「カードの目がたて・よこ・ななめにそろえば、オッケーです。あとひとつでそそろうときに、リーチと言ってください」と、とうとつな説明。「どういうこと?」「わからんわ」「えっ・・・なんて?」「るーち?」「どこに言うの?」と会場がざわつく・・・にもかかわらず、「やっていけば・・わかります、では・・・びんごぉぉおお〜」とはじまってしまった。なにやら・・・いやーな予感がさかぽんに走ります。「3」と一球シュートされる。(もちろん一球という言葉もなければ、シュートという言葉もない・・・そして、「3」は 「 Bの3」だということも、関係者もしらないよーだ・・・前途多難である。司会者の人が「あっ、真ん中のフリーのところは、最初から、穴をあけておいてください」と・・・言ったものだから・・・「穴をあける?」「穴を・・・・」わたしの横のおばちゃんが、となりのおばちゃんたと「やまもっさん、穴あけんねんてぇ〜」「どこに」「まんなか、いうたはるで」「穴あけたらええんか」「そうやて」・・・・その瞬間、彼女達の手元から・・・びりびりという音と「なんや、堅い紙やなぁ〜」というぶつぶつとした声が聞こえてきた、どんどん、シュートされる「3」・・・びりびりびり〜。「18」びりびりびひり〜。「56」びりびりびり〜」そうです。ビンゴゲームを知らない人は、カードの数字を倒すのではなく、「穴をあける」という司会者の言葉どおり・・・やぶっているのだ。あかん・・・おかしすぎる・・・わたしは、こみあげてくる笑いをとめられなかった・・・。「28」びりびりびり〜「45」びりびりびり〜・・・・どんどん、ぼろぼろになっていく、ビンゴカード。一体・・・・チェックはどうなるねん・・・「ほんで、どうなったらええねん?」とおばちゃん達・・・びりびりびり〜。「なんで、こんな堅い紙にしたはんねんやろなぁ〜・・・・あっ・・・となりと一緒にやぶれてしもたわ・・・・」「えっ?何番て?」びりびりびりびり〜。夏の夜は・・・ながく・・・あつかった。

あ〜・・・・今年の夏祭りは、ちょーおもしろかった。ちなみに、おりたたみ自転車は・・・当たりませんでした。


2001.8/3(金)・晴
なんか、だらだらした生活を送りつつも、おいしーもんばっかり食べる日々が続いた。Gパンがちょっと苦しいなと思いつつ・・・遊びに夢中で、ジムにすら行かなかった・・・体重をはかってびっくり・・・4.8キロもふえとるやん!ぎやーーーーー、グラム800円の肉として、38400円也。4800グラムって・・・赤ちゃん一人分やん・・・・あかん、これはあかん・・・えらいこっちゃと、あせっていた時、新聞の折り込みに「中国清朝(宮廷秘法大全)に基づいた研究製品・中国宮廷減肥茶」の文字を見つけた・・・なにやら、いろんな賞をとっていて、ちょっと、今までのダイエット商品より、なんだか、いい感じがした。中国の卓球選手や、バトミントンの選手が愛用しているとの事・・・4箱7500円・・・私の右手はすでに受話器を握っていた。

数日後、商品が届いた・・・食事前に朝・夕の2回250CCのお湯でとかして飲むというしろもの。おなかのすいてるときに飲めば効果抜群との事、寝る前は飲んではいけないとの事・・・届いた、夜に、説明書を読んだ私は、「じゃ、明日の朝から、スタートだ」と・・・すっかり、気持ちは中国の卓球選手になっていた。

翌朝、息子のクラブ活動の為お弁当をつくっていたりしていたので、自分の朝食の時間が遅くなってしまった・・・食事の30分前に飲んでください・・・・の説明書きを思い出し・・・「しゃーないなー、とりあえず中国宮廷減肥茶だけのんで、出社するか」と、なんとも言えない味の中国宮廷減肥茶をいっきに飲み干し・・・車に乗った・・・通勤時間約1時間・・・・悲劇の始まりだったた。車を走らせて、40分くらいたった時・・・・おなかが、ぐるるぅぅうぎゅるるるびゅるるるぅううぎゅゆゆう〜と、あれ?・・・・ちょっと、もよおしてきたかな・・・ま、あと20分で会社やし・・・・ぎゅるるるるるぇぅううぐるるるぎゅう〜~(°°;)))オロオロ(((;°°)~あかん、あかん・・・・体中の毛がさかだった感じで・・・・とりあえず、クーラーを切る・・・・音楽を切る・・・音楽は関係ないけど・・・なんだか、アップテンポを聞いているだけで・・・もよおす速度がはやくなりそーなのでとめた・・・あと、15分・・・・車内はかなりの暑さになる、クーラーを切るとこんなにも早く温度があがるんだ・・・と、わけのわからないことで感心して・・・暑い中で冷や汗をかく・・・あと、12分・・・・車が小さければ、いつも途中で寄るパン屋に止めて、無理にトイレを貸してもらうのだが・・・桃次君になってから、そのパン屋には、寄っていない・・・でかすぎて、前の道にとめると、迷惑になるからだ・・・・ぎゅるるるる〜ぐるるるるぅぅうぎゅるぎゅ。ぅぅう〜、あかん・・・いまなら、使用料1万円のトイレにだって駆け込むかもしれない・・・香港へいったとき、有料のトイレがあった、日本円にして、20円ほどなのだが・・出口のところでおばさんが、手ふきタオルを貸してくれるだけのサービスだ・・・日本なら、ジェツト乾燥機のようなものがあるけど・・・ま、あれのかわりだろう・・・ええ!お金とられんの!と、あのとき、ちょっとむかついたけど・・・いまは、この状況で、あのおばちゃんに・・・めんちを切った事をあやまりたい・・・・あーーーごめんなさい。ぐるるるるぅうううぎゅるるるるぉぉおおぐ。ぐるぎゅるぅうう〜・・・・あと10分・・・・・あかん、電車や・・・・カーンカーンカーン・・・・・踏切や・・・遮断機がおりる・・・・右矢印がつく・・・・はやく、はやく・・・ごぉーーーーーがたんがたん・・・・通り過ぎた・・・・えっ?遮断機があがらない・・・・うそぉぉおおお〜・・・・カーンカーンカーン左矢印がつく・・・さいてぇぇえええ〜最低だ・・・・3分はロスるぞ・・・あがった・・・・遮断機って・・・こんなにゆっくりあがるんや・・・と・・・・おもいつつ、アクセル全開・・・・そうだ、ガソリンスタンドや・・・軽油を入れて、スタンドに寄ってトイレを借りよう・・・えっ?燃料計は・・・Fを指している。昨日の帰りに満タンにしたばかりだ・・・こんな時、たいていの人なら、おかまいなく、GSに立ち寄りトイレだけをかりるのだろうけど・・・なぜか、わたしにはできない(けっこうあかんたれ)GSにつっこんでいく「へい、らっしゃーい」と迎えられるスタッフの笑顔に対して「すいまんせん、トイレだけ・・・貸してください」と言えないのである・・・ぐるぅうううぎゅるるるゅゅゆゆうううう〜。あーーー神様・仏様・・・・コンビニだ!コンビニだ!唯一ある、ファミリー●ート・・・道ぎりぎりに建っていて、駐車場もないのだけれど・・・数メーター先に、マンションの入り口のくぼみがあるので・・・・そこに、急停車!走りたいが・・・走れない・・・・きっと、へんな歩き方になっていただろう・・・・コンビニにはいる「いらっしゃいませー」と女店主(おばちゃん)の声・・・・先にも、言ったが・・・・なにか、買わないと、トイレをかりるのは・・・気がひける私は、とにかく、目の前にあったガムをわしづかみにする・・・・なんだかよくわからないガムだが・・・もーそんな事はどうでもよかった・・・・レジに持っていき、会計を済ませ・・・・おもむろに、思い出したように・・「あ、そうだ・・・すみませんが、トイレお借りできます?」あーーーー・・・・これで助かる・・・・これでよく我慢したものだ・・えらいぞ、さかぽん!と、自分で自分をねぎらったその瞬間・・・・女店主の口から・・・この世のものとは、思えない言葉が・・・・
「すいませんねー、うち・・・このずっとー裏のマンション住まいで、ここ、敷地がせまかったので、トイレ作ってないんですよ・・・・(にっこり)」
な、な、なんて?なんて言うたん?なんで、そんなさわやかな笑顔で・・・・そんなきっつい言葉を・・・聞き間違いやんなぁ〜・・・・うそやろーーーー・・・・ぎゅるぅううぐる。るるるううう〜。そしておんな店主はこうつけくわえた「大丈夫ですか?」・・・・って・・・・「大丈夫ちゃうます!」と叫びたかったわ・・・・・「あ、いえ、大丈夫です」と平静をよそおい・・・桃次にもどる・・・・気がとおくなりそーな・・・・瞬間だった・・・こんな事なら、いっきに会社まではしっていれば・・・あと10分だったから、ついていたのに・・・・ぎゃーーーーなんてこった。遠のく、気をとりもどし・・・・ふたたび運転席につく・・よし、会社まで、走るぞ・・・がんばるぞ・・・わたしは、出来る、私は、出来る。と繰り返す。人生の中で、こんなに集中する事は、そう何度もないだろうというくらいの集中力だ・・・・われながら、自分をほめてやりたい・・・と思った。桃次がんばろーな!と語りかけ・・・走り出す、あと6分・・・会社の近くにわたしは、駐車場を借りている・・・会社まで、歩いて1分ちょっとだ・・・けど、今は、とにかく、会社の前で、ハザードをちかちかさせて、とにかく、トイレにいき・・・用をすませてから、駐車場に入れに行こうと考えていた・・・・と、いうもの、桃次君になってから、駐車場に止めるだけでも、10回ほど、切り返し、5分以上かかってしまっているからだ。よーし、あと3分・・・見えた、会社が見えた・・・・5分後には、便座の上の人となる・・・・うれしい・・・ぎゅるるるぅうううぐるゅぅううう〜、はやく、はやく・・・・え?会社の前がさわがしい?えっ、なに?工事?なんでぇぇえええ〜。警備員が赤い旗をもって「とまれ」の指示・・・・うっそぉぉぉぉ〜、よりによってなんで、うちの会社の前で工事なん!ほんで、なんで・・・そっちからの車ばっかりいかすのん!片側通行やったら、かわりばんこやろ!ぎゃやややや・・・・はやくぅうう〜あかん、なんで・・・・なんで・・・・こっちにばっかり、ずっと赤旗やのん・・・・くそぉぉお〜どこの警備会社や・・・ほんまに・・・警備教育できとんのんかいな・・・・こっちも、後ろつまってきてるっちゅーねん・・・あ〜・・・会社の前でのハザード作戦は、もろくもくずれさった・・・・しかたない、路上は無理だ・・・駐車場へ入れよう・・・・ぐるぅううぎゅるるるるぅううう〜・・・・あーーーん、神様!あと、7分いえ、あと6分・・・・でいいです・・・・わたしに時間をください。ようやく、白旗になり「いけいけ!」のサイン・・・・それも、なんだか、むかつく・・・・「はやくいけ!」といわんがばかり・・いままで赤い旗、目の前に出して、「一歩もうごくな!」桃次はちょっとでかいのでそんなにぴゅーっと通れないんや・・・・ほんまに、はやく行きたい気持ちは、警備員のおっさんより、わたしのほうが強いにきまってる!くやしぃいいい〜!なんども切り返し・・・20番の駐車スペースに車をとめる・・・・あと、1分ちょっとだ・・・。おかげさまで、無事、便座の人となれました・・・・恐怖の時間・・・でした。放心状態です・・・・中国という国のでかさを知ったような・・・・宮廷秘法大全・・・には、もっとすごいものが掲載されているのだろうか・・・歴史の重さを感じた・・・朝でした。





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