1999/12/8
うちのおっさんは、映画やテレビのプロデューサーをしている。いうほどたいしたものでもないけど、仕事がら、家族3人で食べる夕食は、数えるほどやねん。ちょっとさみしーけど・・・・仕事やし、しゃーないとあきらめてる。その日は、なぜか早くに帰ってきた、やったー、ごはん一緒に食べれるやん・・・・すぐにしかけるわ・・・・と流し台に立つ、いつもより多めのお米とぎ、ちょっとうれしい。しゃかしゃかしゃか・・・こめ洗いは水でないとあかんので、ちょっとこの時期つらいけど・・・・しゃかしゃかしゃか・・・・
おっさん「あしたから、2日、高知にとまりやねん」(毎度のことやから、別にびっくりもせーへん、いってきますといった数時間あとには、いま小倉や、1週間かえれへん、なんてこともざらやもん)
さかぽん「そうなんや、せやし、今日は、はよかえってこれたんや」
おっさん「そうや、いろいろ用意せなあかんしな」
さかぽん「ふーん、高知か・・・・・」(いつも、地方ロケのときは、なにをみやげにたのもうか考えてしまうんやなぁ・・・・けっこうこれがたのしみなんや)
おっさん「そうや、四国の高知やで」
おこめとぎの手をやすめることなく・・・・・おみやげを考えだす・・・・ふふふ。
さかぽん「こうち・・・・なぁ・・・・♪とさの〜こぉ〜ちの♪はりまやばぁあ〜しでぇ〜♪ぼんさ〜ん、かんざぁ〜しかうぅをみぃたぁ〜♪」ちょっとごきげんにどどいつ風に歌ってみた、手はとめてないでぇ〜しゃかしゃか米をといでます。
さかぽん「そういうたら、はりまや橋ってちっちゃかったなぁ〜、こんな歌にもうたわれてんのに・・・・みのるさん(うちのおっさんの名)いうたら、えっつつっ!いまのがはりまや橋かいなっ!言うて、もう一回Uターンして、みにいったなぁ〜、わろたなぁ・・・・あっあのほれ、金鳥まんじゅうやったかいなぁ、あれけっこーおいしかったやん、ほれ、たぬきのマークの・・・金鳥まんじゅう?ちゃうかったっけ?あれこーてきて、まんじゅうこうてきて、あと・・・なにがあったかなぁ高知・・・・なぁ・・・・なぁて・・・・なぁ〜」たいがい、わたしが○○こうてきて〜と言うと「よっしゃ、こーてくるわ」とおっさんの声がするはずやのに、しずかなもんや?わたしは、流し台にむかってたので、あっ、おっさんトイレにでもいったかな?とおもった、あほや・・・・わたし、ひとりでしゃべってたんや、はははは、あほや〜と、こめ洗いの水に手をつけたまま、ふりかえると、すぐうしろにおっさんが・・・・おっさんが・・・・・仁王立ち・・・・かたまってる????。
さかぽん「なんや、おるんやったら、返事してーな」
おっさん(蚊のなくよーな声で)「・・・・・・・・
ちゃう
さかぽん「へ?なに?なに?なんて?」
おっさん(ふたたび蚊のなくよーな声で)「ちゃう・・・・おれとちゃう・・・・おれ・・・・おれ・・・・
高知いったことない
さかぽん「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」しゃかしゃかしゃか・・・・しゃかしゃか・・・・・しゃかしやかしやかしゃかしゃかしゃか・・・・・しゃかしゃかしゃか・・・水のつめたさは感じない・・じゃーーーーーじゃーしゃしゃかしゃかしやかしゃか・・・・・その日の米は洗いすぎめちゃまずかった・・・・・いやーわたしもまずかった〜。

●「ぼけつ」と入力して、変換キーを押したら「墓穴」と出た。

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